2018年12月29日

今シーズンをここまで振り返って(2)

《前回からつづく》

 育成部門では、エンジェルスがJAカップで優勝し、KFCジュニアは2年連続の関西大会出場を果たし、ソラティオーラU-12とソラティオーラU-10は、それぞれ地区予選を突破して、チームとして初めて県大会に出場しました。
 世界とのつながりを目に見えるものにし、グローバル・スタンダードを意識したトレーニングをしたいと始めた、バレンシアCFオフィシャルアカデミー和歌山校の参加者は4月当初から倍増しました。子どもたちは、バレンシアCFのエンブレムを胸につけたオレンジ色のウェアを着て、とても集中してサッカーに取り組んでくれています。
 一方で残念なこともあります。シニアBが人数不足でいくつかの試合を棄権し、来シーズンの活動を休止せざるを得ないかもしれない状況になっていることです。このチームのコンセプトは、仕事の都合でウイークデイの夜の練習には参加できない、トップチームでプレーするほどのキャリアがない、トップチームでプレーするにはピークを越えた、それでも試合を楽しみたいという成人のためのチームです。言わば誰でも参加できる大人のチームとして、私はクラブの基盤のカテゴリーであると考えてきました。
 会員登録したからには当然、会費をきちんと納める、できるだけ都合をつけて試合に参加する、審判その他の業務を分担する、といった意識を十分持った“大人の会員”のチームであることが求められます。個々に事情はあるのでしょうが、チームとして試合を棄権せざるを得ない状況になってしまったのは、本当に残念です。
 クラブの基盤のカテゴリーが消滅するかもしれないことは、クラブ全体の存続をも脅かす“アリの一穴”にならなければ良いのだがと憂えています。会費を払えば、それに見合うサッカーを楽しめるサービスをクラブから提供されるべきだという、“消費社会”の論理では私たちのクラブは存続できません。運営に必要な会費を持ち寄り、クラブや試合の運営に必要な業務をそれぞれの会員が分担しあってこそ、サッカーを楽しむことができるのです。 “サービス=対価”という仕組みでは運営していけないのです。ソラティオーラは“共生・共助”の仕組みで動いています。その認識が薄れていくことが、“アリの一穴”になることを心配するのです。
 クラブでは、今までも数々のピンチがありました。その都度、会員の知恵と力を結集して、新しいエネルギーを生み出して、それらの危機を乗り越えて今に至っています。シニアBのピンチをチャンスに変えるため、会員の皆さん、力を合わせていきましょう。

《さらにつづく》



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