2018年06月19日

キックオフまで11時間

 日本の初戦が少しずつ近づいてきた。監督の交代や選手の選考を見ていて、こんなに自分の気持ちが盛り上がってこないワールドカップは初めてだなと冷めた感覚でいる自分が不思議なくらいだった。開幕戦のロシア対サウジアラビア戦が大差の結果だったので、相変わらず全然関心が高まらなかったが、その後の試合がどれも一次リーグとは思えないほどの真剣勝負になってきたので、私の気分はうれしくなるほど盛り上がってきた。
 いよいよ我が代表の初戦を迎えるのだが、そのことを考えるとなぜかまた気分が冷めてくる。なぜなんだ。
 なんかチグハグなのだ。いろいろな情報に接しているわけではないので、私の勘違いもあるのかもしれないが、例えば、選手選考前には本田(以下も敬称略)や香川が選考されるかということが話題になっていたが、今やテレビで流れてくる映像やインタビューは本田、香川が中心だ。選考されるかどうかが話題になっていた選手がチームの中心なのか。選考されないかもしれないと思われていた選手に期待が集まっているのか。メディアもなんか変だなあ。
 4年前のブラジル大会の反省で、ハリルを監督に据え、“個の強化”に取り組み、“デュエルの強さ”を目指して強化してきたと思っていたのに、西野監督は“チーム一体となった守備”を表明している。それは、強くなった個の力に基づいたチーム守備なのか、個の力が不足しているからのチーム守備なのか、はっきりしないなあ。しかし、個の力がレベル・アップしたのなら、監督を交代する意味はないよな。どうなんだろう。
 監督交代の時、「勝つ可能性を高めるため」と言っていたように覚えているが、私が望むのは、可能性ではなくて、勝ったという結果である。アマチュアチームではないのだから、日本中のサポーターに約束すべきは、可能性ではなくて成果ではないですか。万が一、一次リーグで敗退した時、「しかし、突破の可能性は、前監督の時より高まっていたでしょう」と、言うのだろうか。なんかおかしいな。
 最近は、西野監督に“秘策”があるようなことも聞こえてくる。“秘策”に効果をもたらす基盤が何なのか、なぜ伝えてくれないのだろう。“秘策”しか頼るものがないのか、と勘繰ってしまう私は根性が曲がっているのかもしれないと、自己嫌悪に陥ってしまうほどだ。
アイスランドやメキシコは凄かった。自分らしさ、チームのアイデンティティを保ち、しかも相手チームへの対策(=秘策)をチーム全員で共通理解しながら、責任を持って自分の役割を果たそうという強い意志が表情や体全体の雰囲気から伝わってくる。日本代表もあんな試合を見せてくれたらなあ。
 どんなメンバーで初戦に臨むのだろうか。私の予想は次のメンバーである。私の望むメンバーではない。西野監督が選ぶメンバーの予測である。システムは、4-2-3-1。GKは、川島。DFは、右から酒井高・吉田・槙野・長友、守備的MFに山口・長谷部、右に武藤、左に原口、トップ下に本田、トップに大迫、である。途中出場は、乾・香川と岡崎または柴崎である。皆さんの予想はどうですか。
 最後にお願いです。私をもう一度燃え上がらせてほしい。『ドーハの悲劇』では落胆の涙を流し、『ジョホールバルの歓喜』では、外に飛び出して大声を上げたくなるのを何とか抑え込んだ、あの激情をもう一度味わわせてほしい。私のためにチーム一丸となって戦ってほしい。兵が命を懸けて戦いに臨むには、将が命を懸けなければいけない。前監督の首を切って戦いに臨むのだから、将である西野監督、田島会長は、キックオフを前にロッカールームで「責任は私たちにある。一次リーグを突破できなかったら、二人ともやめる。」と言明してほしい。その覚悟を示せれば、強敵コロンビアを破ることができる。
 さあ、キックオフまで、あと10時間だ。



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